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倭訓栞
中編十/志
しそく 紙燭の音也、倭名抄に見ゆ、類聚雑要に布紙燭見ゆ、唐書に以燭涙濡紙継之と見えたり、脂燭(○○)と書り、出御の時殿上人の役し、御蔵の調進するは、杉のほそ木お青紙にてまきたる也、