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倭訓栞
前編十六/都
ついまつ 和名抄に松明およめり、三代実錄に続松と書り、伊勢物語にも見えたり、手火松とは別也、松のひでお物してまとひつぎて焼故に、続松といふ也、よてついまつの墨してと書り、清少納言もさるさましたり、こゝにや本づきけん、