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類聚名物考
調度十八
たいまつ 焼松 焚松
たきまつなり、いおきにかよはすつねのならひなり、焚松の意なり、またついまつはつぎまつにて続松なり、松の心お俗にひでと雲ふものは、脂有りて甚だあぶらあるもの故、よくもゆる故、是おともすお本にして、松とのみいへり、その外竹蘆にてするおも、本によりて松とはいふなり、