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飛州志

柴薪〈附〉国名
本土常用の薪也、通称お載す、 柴 柴木と雲い穂枝(ほに)と雲ふ、又穂木とも雲へり、凡て枝葉ともに用る小木也、他州にて麁朶と雲ふに同じ、 薪 木呂(ころ/○○)と雲い榾(ほた/○)と雲ふ又春木(○○)と雲へり、共に総名真木と称す、其木呂と榾は太く短く作る、春木は細く長し、