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守貞漫稿
六/生業
炭団売
三都ともに冬専ら販之、炭粉に泥お交へ団し、日に曝し乾して代炭火用ふ、大小丸あり、一銭より四文に至る、
近年池田の切炭形に摸造し、或は 如此形にも製す、賈人定扮なく、炭売と同籠お用て荷ひ巡る、