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東雅
九/器用
笠〈かさ〉 簦〈おほがさ〉 かさの義不詳、笠にして、柄あらむには、即今のからかさといふものゝ類なるにや、其制の如きは知らず、〈古画に藺笠の如くにして、大なるものに柄あるお絵がきしお見たりき、夫等のもの、大笠といひしものゝ制にやあるらむ、不詳、〉