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足薪翁記

日傘
日傘ふるくは日でりがさ(○○○○○)といへり、舞のさうし、さがみ川に、大将〈頼朝おいふ也〉殿〈○中略〉日でり笠の御役は、大膳大夫のちやくし雲々と見えたり、舞のさうしは、室町家の比の作なれば、日でりがさといふ事ふるし、