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絵本東名物鹿子

弥生の中の八日、近郷より蓑お持寄りて、浅草寺の門前に商ふ、是お浅草のみのいち(○○○○)といふ、 〈傲誠舎〉添意
蓑市や桜曇りの染手本
○按ずるに、蓑市の事は、産業部市場篇に詳なり、