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飛州志

著御類並名品
輪かんじき(○○○○○) 下民積雪の上お歩行する雪沓也、熊柳と雲ふ木お以て、宣一尺余の輪と成し、其輪に爪お三つ造り、又輪の中央に板おわたし、是に草履の如き緒お作り、脚下にはきて往来する也、鉄かんじき(○○○○○) 鉄お以て三つの爪あるもの也、草鞋の裏に付て用る也、