[p.0543]
好色二代男

敵なしの花軍
一夜阿波座の東南側のまがきに、〈○中略〉松屋町焼の土火入に、反椀(そりわん)の莨入、取集めたる鍍金煙管(○○○○)片手に、客の文お寄合読に譏る、〈○下略〉