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烟草百首
完永の頃、異国よう始て渡る、日本にては仮鍮鉄銅等お以て是お造、当時のごとき花美にはあらず、至て粗なるものなり、予蔵〈○橘薫蔵烟管、図略、〉長さ三尺、竹のらうお用ひず、遊行の時は、奴僕に持す、