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和漢船用集
六/河海江湖猟船
かんこ(○○○) 字未考、因州湖山の池にあり、池といへども湖なるゆへに湖山と呼、小船三四人乗べし、毎に漁猟し、又菱お取に用、廻船の伝間込おかんこひきといへり、かんこと雲は、古語小舟のことお雲者なるべし、今も四国の方にては、小漁船お呼て、かんこ舟と雲、