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栄花物語
二十八/若水
一ほんのみや、〈○三条皇女禎子内親王〉いみじううつくしげにおはします、〈○中略〉おはしまして、〈○万寿四年四月、為後朱雀妃、〉おりさせ給ほどのぎしき、こゝろことにおどろ〳〵し、御てぐるまや、なにやとあるほどに、〈○下略〉