梅園日記
四
修羅
慎言、先年霊巌島の伊豆屋といへる石四にて、修羅と穃する器お見たり、其図左の如し、又北越雪譜に、雪車(そり)の制作種々あり、大なるお修羅といふとあり、〈又江戸に修羅船といふ船あり、積たる物お船底までいれじとて、小べりといふ所の高さとひとしく、板お敷ならべたる造りかたなり、〉
修羅の図石四所貯
後
二
尺
五
寸
許
長一丈二尺許
粟二寸五分角前
三
尺
許
慎言、先年霊巌島の伊豆屋といへる石四にて、修羅と穃する器お見たり、其図左の如し、又北越雪譜に、雪車(そり)の制作種々あり、大なるお修羅といふとあり、〈又江戸に修羅船といふ船あり、積たる物お船底までいれじとて、小べりといふ所の高さとひとしく、板お敷ならべたる造りかたなり、〉
修羅の図石四所貯
後
二
尺
五
寸
許
長一丈二尺許
粟二寸五分角前
三
尺
許