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嬉遊笑覧
二下/器用
まき車と雲は、今のしやち也、〈○中略〉思ふに車軸の略なるべし、そのかみ修羅と雲しも、此の工にや、節用集に、修羅は、引大石材木也と注せり、又地車などもしか雲しにや、石屋宗山が明暦火災記、戌年に御天主台おほぐし、金銀の塊おしゆらにのせ、五六百人にて引出すと見えたり、