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倭訓栞
中編十六登
としのや 年次のはやく過行おいふ、光陰如矢の意也、千字文に年矢毎催と見えたり、としのは 万葉集に、毎年謂等之乃波と見えたり、としごろ 真名伊勢物語に年来と塡られたり、今音にもいへり、