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後撰和歌集
十五雑
小野よしふるの朝臣、にしのくにのうてのつかいにまかりて、二年といふとし、四位にはかならずまかりなるべかりけるお、さもあらずなりにければ、〈◯中略〉   源公忠朝臣
玉くしけふたとせ(○○○○)あはぬ君が身おあけながらやはあらんと思ひし