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万葉集略解
十七下
巻十三、〈◯万葉集〉久にあらば今七日(○○)ばかり、遠くあらば今ふつか(○○○)ばかりあらんとぞと、いへるに同じ詞なれば、此だみは、ばかりといふ詞とはきこゆ、北国の人は、ばかりといふお、だみといふよし或人いへり、春海は未は爾の誤かといへり、元暦本、未お米に作る、猶考べし、