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倭訓栞
前編三十六与
よ 夜は世のうつりかはるが如し、同語なるべし、日本紀に更およめり、夜に初更、二更といふより出たり、よる 夜お、よとも、よるともいへり、体用の詞也、日お、ひるとも転ずるが如く、およるは御夜也、おひなるは御昼なる也、