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厚顔抄
中日本紀和歌略注
私記に与倍古曾とは、夜部こそなり、日本紀に昨日昨夜お、共にきすと点ぜり、万葉第二雲、君曾伎賊乃夜、夢所見鶴、此きその夜は、きすと同じくして、昨夜なれば夜部也、きとこと通ずれば、私記の説然るべし、