改元格

明和九年十月廿四日勘者宣下次第刻限奉行職事来著障子上坐、家司出逢職事申事由、次主人令出客亭給、以家司召職事、次職事参進仰仰詞退出、此間外記参入、家司申其由於主人、主人仰可召之由、次外記参進、次主人仰年号勘者事、外記称唯退出、次主人令入簾中給、
　　明和九年十月廿四日宣旨
令文章博士菅原益長朝臣、同菅原輝忠朝臣、式部大輔菅原朝臣、右大弁菅原朝臣、大学頭菅原朝臣為弘等、択申年号字、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　蔵人頭左　弁藤原光祖朝臣
式部大輔菅原在家朝臣、内大臣宣、奉勅、宜令件人撰進年号字者、
　　明和九年十月廿四日　　　　　大外記兼掃部頭造酒正中原朝臣師資奉
右大弁菅原世長朝臣、内大臣宣、奉勅、宜令件人撰進年号字者、
　　明和九年十月廿四日　　　　　大外記兼　師資奉
文章博士益長朝臣、菅原輝忠朝臣、内大臣宣、奉勅、宜令件等人撰進年号字者、
　　明和九年十月廿四日
　　　　　大外記
大学頭菅原為弘朝臣、内大臣宣、奉勅、宜令件人撰進年号字者、
　　明和九年十月廿四日　　　　　大外記
　　　　上卿内大臣輝良公
　　　　伝奏油小路大納言隆前卿
　　　　奉行烏丸頭左大弁光祖朝臣
　　　　家司梅小路兵部権少輔定福朝臣