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御湯殿の上の日記
弘治三年正月一日、四方ばいあり、奉行権弁、御ふく藤大なごん、御まへしやうぞく永相朝臣、御れん御裾あつみつ、御さうかいつねみつ、しそく永相朝臣、六位ども不参也、文禄四年正月一日、四はうばいあり、ぶ行右少弁つねとお、御れん御きよ左右大弁、すけたね、ぎよけんさねえだのあそん、もとつぐのあそん、ゆきながのあそん、しげさだのあそん、ためちか、のりみち、さねあき、もと久、しんくら人なり、御ふくとうさい将、はく三位、ひの御ざのぎよけん、御しやく、しきのはこ、きよくら人にながはしわたさるヽ〈◯中略〉四はうばいにしこうのおとこたちすえにて御いはいあり、