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続古事談
五諸道
大饗の鷹飼は、中門おとおりて幔門の本にてたかはすうるなり、それに東三条は中門より幔門のもとまではるかにとおし、下毛野公久といふたかヾひ、西の中門よりたかもすへであゆみ入たりけるお、上達部の座よりあらはにみえけるに、錦のぼうしきたるもの、手おむなしくしてあゆみきければ、人々千秋万歳のいるは何事ぞとわらひけり、そのヽち中門のとにて、たかおすへている也、