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視聴草
七集四
寛永甲申正月御湯殿の記 寛永廿一年正月一日、御さか月三ごん参、御小さか月もまいる、三ごんめにとうそう入参らせ候、女中おとこたち御とほりあり、 二日、御さかづき三ごんまいる、三ごんめよりとうそう、びやくさんいれまいらする、御とほりもあり、 三日、ぐごに御ひきなほしめさしまして、御さか月三ごんまいる、二こんめよりながはしとうそう入まいらする、女中おとこたちこんはいたぶ、内々のおとこたち御あふぎたぶ、