[p.0768]
御湯殿の上の日記
慶長十四年正月十七日、大さかへしよ礼にみな〳〵くだらるヽ、御つかひにてんそうしゆう御くだり、ひでよりへ御たち御むま一匹、御ふくろへ廿おもて、ひめぎみへ十おもてくださるヽ、みやの御かたよりひでより御たちおりかみ御むましろかね十まい、御ふくろへたき物十かいくださるヽ、