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改正月令博物筌
十二月
屠蘇方 白朮、桂心、各七分、防風一匁、〓葜五分、蜀椒、桔梗、各五分、大黄五分、烏頭二分五厘、赤小豆十粒、右の薬お三角の紅の袋に入、除夜に井の底にかけて、元日に取出し、酒につけて呑めば、えきれい其外一切の邪気おさくる、時珍が曰、蘇は鬼気の名也、此薬一切の鬼爽お屠割する故に名づくとぞ、