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槐記続編
享保十八年三月七日より至十七日 世上年越の夜、宝舟とて画の上に、ながきよのとおのねぶりの皆目さめなみのり舟の音のよきかなと雲、廻文の歌(○○○○)は古きこと也、俊頼の記の中にあるかと思召の由也、〈◯中略〉後日に仰らるヽは、俊頼の記にはあらず、何やらなり、俊頼の記とはしるすべからざるの由お仰らる、