幕朝年中行事歌合
中
廿五番 右 九月更衣
咲菊の花の籬のきせわたお人のうへにもけふやかさねむ〈◯中略〉
更衣は九月朔日より、袷のきぬに更る也、また九日には綿入小袖にあらたむ、束帯及びすべてのそう束は、四月朔日より九月晦日迄、夏のお用ひ、十月朔日より三月つもごりまで、冬のお用ふる也、
咲菊の花の籬のきせわたお人のうへにもけふやかさねむ〈◯中略〉
更衣は九月朔日より、袷のきぬに更る也、また九日には綿入小袖にあらたむ、束帯及びすべてのそう束は、四月朔日より九月晦日迄、夏のお用ひ、十月朔日より三月つもごりまで、冬のお用ふる也、