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日本歳時記
四五月
五日、端午と雲、又重五ともいふ、〈五雑俎にいはく、張九齢上大衍暦序にいはく、謹以開元十六年八月端午献之、又宋璟が表にいはく、月惟仲秋、日在端午、しかる時は凡毎月の五日みな端午と称すべし、此月にのみ限るべからずとなん、しかれども世俗には、専五月五日お端午と称す、〉