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源氏物語
七紅葉賀
いつしかひいなおしすへて、そヽぎ給へり、三尺のみづしひとよろひに、しなじなしつらひすえて、又ちひさきや共つくりあつめて奉給へるお、所せきまであそびひろげ給へり、なやらふ(○○○○)とて、いぬきがこれおこぼち侍にければ、つくろひはべるぞとて、いとだいじとおぼいたり、