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幕朝年中行事歌合

三十三番 左 煤払
ゆく年とともにつもれる塵なればはらひ捨てや春お待まし〈◯中略〉
煤払は、師走の十三日の朝、年男の老臣、のしめ長袴にて、おまし所の上段にはヽきお入らる、夫より殿のうちの塵おはらひ清むる也、けふは皆のし目半袴お著せり、