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御湯殿の上の日記
慶長八年十二月九日、大御ちの人より、御としわすれにて、く御参る、みやの御かたはじめ、のこらず御所々々ならします、御さか月一こん参りて、御したかわらけ、大御ちの人御いたヾきあり、御ひし〳〵にて、めでたし〳〵、