[p.1473]
気吹舎歌集
天保七年夏より秋かけて飢饉にて、人々うえに苦めるおりに、松の根おほりて、松根  白皮丸と雲お製りて人々に与へけるに、
いざ子等うえな憂ひそ常しへに松の栄ゆる御世にし有れば