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倭訓栞
前編十八/登
とものみやつこ 日本紀に件造と見えたり、国造に対していへり、八十伴緒の職掌ある部類お、すべおさむる任おいふ也、よて孝徳紀に若憂訴之人、有伴造者、其伴造先勘当而奏せと見えたり、殿守のとものみやつことよめるは少異れり、