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続日本紀
二十七/称徳
天平神護二年二月乙卯、左京人従八位下桑原連真島、〈○中略〉賜姓桑原公井、
○按ずるに、公に連お賜ひしことは其例甚だ多けれども、連に公お賜ひしことは実に希なり、 下文連にの造お賜ひ、公に直お賜ひ、臣に首若くは勝お賜ひ、直に勝お賜ひしが如きも、亦之と同 例なり、蓋し特例なるべし、