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寛永諸家系図伝
二百四十四
市橋
家紋、丸餅、或菱餅三、
つたへ称す、先祖敵城と数年せめたヽかひ、つひに敵城おおとす、ときに正月一日なり、かるが ゆえに、いはふに鏡の餅おもつて、そのうへに菱餅三つおくはふ、此嘉例によりて、丸餅ならびに菱餅お家の紋とす、