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名字弁
父の名おわかちて、其子どもがつき、
〈たとへば源為義の子に、義(○)朝為(○)朝、又義朝の子に、頼朝義(○○)経、又平経盛の子に、経(○)政敦盛(○)など有がごとし、〉
父祖の名おわかちて、子孫がつきしはつねの事なり、
〈たとへば源仲政の子に、頼政(○)、孫に仲(○)綱、又平時政の子に、義時(○)、孫に政(○)村など有がごとし、〉