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続世継
二/たまづさ
堀川のみかどは、〈○中略〉さ月の比、つれ〴〵におぼしめしけるにや、歌よむおとこ女、よみかはさせて御らんじける、〈○中略〉女は周防内侍(○○○○)、四条宮の筑前(○○)、高倉の一宮の紀伊(○○)、前斎宮のゆり花(○○○)、皇后宮の肥後(○○○)、つのきみ(○○○○)など、ところ〴〵の女房、われも〳〵とかへしあへり、