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倭訓栞
前編二十八保
ほづえ 万葉集に、末枝又最末枝など書り、ほは秀なり、つは助語なり、日本紀に上枝(かんつ)といふが如し、大工などのいふ辞に、ほづおつけるといふも、最末の義なるべし、ほヽづともいふ、穂末の義なるべし、