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塵袋

楊梅(やうばい)とかきては、からむめとよむべし、楊梅と雲心如何、凡不慮のよみなり、昔より雲ひならはせるばかりなり、但七巻食経中楊梅山桜桃雲へり、これにつきてはじめおはりの字おとりあはせてやまもヽと雲ふなるべし、