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大和本草
十二雑木
うばしば(○○○○) 其葉小に、枝の両方にしげり付て相連れり、両々相対せず、葉の形茶の葉に似て細なり、さきまるくしてとがらず、葉あつく、冬もしぼまず、花はひさヽきの如く小也、見るにたらず、高数尺に不過、枝葉しげる、海辺の山野に多し、