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重修本草綱目啓蒙
二十五灌木
柘 づみ(○○)〈和名抄〉 やまぐは(○○○○) のぐは(○○○)〈大和本草〉 いぬぐは〈同名あり〉 一名白柘皮〈外台秘要〉 柘の字、薬性要略大全に〓に作る、山中に生ず、葉は常桑より大にして厚く、長く糙渋(ざらつき)多し、椹も桑に同くして粘滑なり、木は常桑より黄色浅し、 増、樹皮お取りすみ皮と名け、茶黄色お染む、色鮮なり、これも紙に漉くべし、桑穣紙に同じ、