[p.0286][p.0287]
万葉集
八春雑歌
桜花歌一首并短歌 〓嬬等之(おとめらが)、頭挿乃多米爾(かざしのために)、遊士之(たはれおの)、蘰之多米等(かつらのためと)、敷座流(しきませる)、国乃波多氐爾(くにのはたてに)、開爾鶏類(さきにける)、桜花能(さくらのはなの)、丹穂日波母安奈何(にほひはもいかに)、反歌去年之春(こぞのはる)、相有之君爾(あへりしきみに)、恋爾手師(こひにてし)、桜花者(さくらのはなは)、迎来良之母(むかへくらしも)、 右二首若宮年魚麻呂