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重修本草綱目啓蒙
二十二味
蔓椒 いたちはじかみ〈和名抄〉 ほそぎ〈同上〉 和産詳ならず、崖椒の類にして、藤蔓の如くなると見ゆ、一種嶺南には蔓生の椒あること、正字通に見へたり、曰く、広東椒蔓生者、冬月取椒藤置土坎中、用稲草覆之、次年春発坎取藤節有萌芽者、種田挽間結子、青緑色、皮皺、曝乾、味与樹椒同、