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古事記
中応神
爾掛出其骨〈◯大山守命〉之時、弟王〈◯宇遅能和〓郎子〉歌曰、知波夜比登(ちはやひと)、宇遅能和多理邇(うぢのわたりに)、和多理是邇(わたりぜに)、多氐流(たてる)、阿豆佐由美(あづさゆみ)、麻由美(まゆみ)、伊岐良牟登(いきらむと)、許許呂波母閉杼(こヽろはもへど)、伊斗良牟登(いとらむと)、許許呂波母閉杼(こヽろはもへど)、母登幣波(もとへは)、岐美袁淤母比伝(きみおおもひで)、須恵幣波(すえへは)、伊毛袁淤母比伝(いもおおもひで)、伊良那祁久(いらなけく)、曾許爾淤母比伝(そこにおもひで)、加那志祁久(かなしけく)、許許爾淤母比伝(こヽにおもひで)、伊岐良受曾久流(いきらずそくる)、阿豆佐由美(あづさゆみ)、麻由美(まゆみ)、故其大山守命之骨者葬于那良山也、