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古今要覧稿
草木
さはだち さはだち植樹家にて紫檀の木といふ、是またまゆみの一種にして、その葉長大深緑色にして、常盤木のごとし、霜後鮮麗に紅葉すること、にしきぎまゆみにまされり、花実はまゆみつりはなのごとし、