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重修本草綱目啓蒙
二十四喬木
橉木 詳ならず 舶来のたんがら(○○○○)に充る、古説穏ならず、たんがらは唐山より紅樹皮と名け来る、和にてたんがらと雲、皮の厚さ三分許、或は四五分、紫赤色、外皮は黒色なれども、多はけづり来る、染用とす、奥州南部は褐色及び魚網お染るたんがらと呼ぶ木の皮あり、木お仙台にてたんがらしば(○○○○○○)と雲、是と同からず、