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重修本草綱目啓蒙
二十六/苞木
竹苗竹は、とうよし也、蘆葦形状に似て、甚大にして厚し、颶風の時海浜に漂著す、世人用て花尊とす、薩州には栽る者あり、とうぎんちく(○○○○○○)と呼ぶ、其根甚大なり、根の形似たるに因て、猫頭竹〈事物紺珠〉と名く、