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枕草子

りんじのまつりのでうがくなどは、いみじうおかし、〈◯中略〉夜ふけぬれば、猶あけてかへるおまつに、君だちのこえにて、あらたにおふるとみ草の花(○○○○○)とうたひたるも、此たびはいますこしおかしきに、〈◯下略〉