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散木集註

たもとごは稲名なり、但つねにはちもとご(○○○○)といふお、たもとごともいふにや、此集にもちもとごとかきたるもあれど、末の袖しぼるによせて、たもとごとよめるにもやあらん、五音かよひたれば、ちもとごおたもとごとよみなせるにもや、此人のうたには、其例おほく侍り、